【第3話】良い嫁を演じて寝込んだ新婚時代。それぞれの実家の違いに驚く日々
さて、結婚して新生活がはじまりました。
故郷を出て、初めて都会で生活する私。
実は大学受験では県外へ行きたかったのに、親に反対されて諦めた経緯があるので、都会へ行くのはわくわくでした。
夫は私に言いました。
「俺は仕事がんばるから。家の中のことは頼むな」
「うん。わかった。よろしくお願いします」
新妻として、家のことをちゃんとやろうと決意をあらたにする私。なんて殊勝な心構え。ちょっと時代を感じますね。
同郷なので、お互いの実家はわりと近かったです。
お正月、ゴールデンウィーク、お盆休み。この3回は、必ず帰省していました。
まず夫の家に、夫と一緒に3泊。夫は仕事に戻り、私は自分の実家で4泊し、電車で家へ戻る。そういうルーティンでした。
夫の実家は、みなさんすっごく元気。声も大きい。活動的。
私の実家は、穏やか、平和、静か、優しい。
夫の実家では、まず、声の大きさにびっくり。お母さんは機関銃のようにおしゃべりを続ける人。そのお相手だけで、私はへとへとになりました。
自分のINFJの特性ももちろん知りませんから、なぜこんなに疲れるのかもわからず。
夫を見送って自分の実家へ行くころには、いつも寝込む寸前ぐらいの疲労状態でした。
もちろん、最初ですからすごく気を使ってましたので、良い嫁を演じようとしていたのが、さらに拍車をかけたと思います。
疲れてくると、大きな声で話をされると、それだけで心臓がバクバク言う感じがしていました。でも、不満は夫にも言えず。元気なだけで、お母さんや皆さんに悪いところはないですから。
今思うと、家族全員、MBTIでいうところの、Eの人だと思います。
で、うちの実家はIの人ばかり。家の中はいつも静かで、両親のけんかを聞いたことも見たこともない。そもそも、大きな声が聞こえない。
私が、なかなか慣れずに疲弊したのも、わかる気がします。
こういうのを、まるっと「家風」というのですよね。
合わない、と言ってしまうよりは、慣れない、が正しい感じ。
Eの人たちの中に、ぽんと放りこまれたINFJ。それは、疲弊すると思います。
私はなかなかできませんでしたが、
無理なものは無理、ダメなものはダメ。
自分で、なんとか境界線を引くのは、正しいことだと思います。
その境界線を引くのをどこにするか、それは夫婦で話し合いをするしかないですね。
みんな、とても良い人たちです。
私はいじめられたことはないし、疎外されたこともありません。
とても気の良い、元気な方たち。
ここで夫が育まれたのだなというのは、ものすごく納得がいきました。
MBTIは性格を分析して、タイプ分けするものです。
どうお付き合いしたらいいか、その助けになるものだと思っています。
性格には、先天的な部分はもちろんあるのでしょうけど、
後天的なもので形作られるところも大きいようです。
あのお母さんに育てられれば、おとなしく育つわけないな、と思います。
お母さんは、今もお元気です。90歳で一人暮らし。
今も、夫とお母さんはそっくり。だから、言葉の行き違いというか、
私の先回り、気遣いはまったくといっていいほど通じず、悲しい思いはしました。
悪意の不在、です。全然、あちらは悪くない。掛け違い、というやつです。
そもそもが、血液型でいうと、夫の家族は全員がB型。
会話の中には、まあB型だから仕方ないよね、などと聞こえてきます。
全員そうなんだ、とわかった私は、自分の疲れの原因が一つ判明したような気持ちでした。
私は一人で空回りばかりしてました。良かれと思って、いろいろ頭で考えて考えて。でも、理解もしてもらえないし、そこまで必要なかった、の繰り返し。
この空回りをやめようと、ずっと思ってきましたけど。
やっと、35年になってやっとこさ、体得してきたかもしれません。
それでも、戸惑うことはまだありますよ、もちろん夫に対しても。
そういうときは、最近はAIのお世話になっています。
どんなことをして、どんな返しがあって、こうなった。
詳しくお話しをすると、なぜそうなったか、すごく丁寧に教えてくれます。
その分析を読んで、ああ、なるほどと感心し、そして、笑えるところまで。
そこまでいくと、すっと心が軽くなります。
だから、この方法はすごくおすすめですね。
今は良い時代ですね。
有用なツールは、ぜひ使いこなして、
なるべく悲しい思いを長引かせないよう、工夫していきたいなって思います。
▼胡桃の独断によるMBTI的分析
MBTIは遺伝するのか。それをAIに聞いてみました。
答えは、
MBTIタイプはそのまま遺伝しない
でも性格の一部(気質)は遺伝の影響を受ける
最終的なタイプは環境との組み合わせで決まる
でした。
ざっくり、似る可能性は50%ぐらいらしいです。
だとすると、結構、うちも夫の家族も、奇跡的に全員揃っている感じがします。
それはそれで、その家にいるのはとても安心で、ストレスがないのも納得ですよね。
結婚して、お相手のみならず、そのご家族とそりが合わない、というのは、たまにありますね。
相手を知ることが、その解決につながると、私のようなINFJは思ってしまうのですが、
夫のようなESTPは、そんなこと思いません。合わせる気はないです。
だから、それが悲しいと思われる方なら、無理に続けなくってもいいかな、って。
自分を大切に、生きていってほしいなって、心から思います。